保温・保冷工事の重要性

通常、物を温める、もしくは、物を冷やすためには、別途、熱エネルギーを加える必要があります。この熱エネルギーが無駄に逃げたり、逆に入ってきたりしてしまうと、効率的に物を温めたり、冷やしたりすることが出来なくなり、余分な電気・燃料を使ってしまうことになります。そこで、「保温・保冷工事」をすることによって、熱が損失することをより少なくすることが可能となり、効率的に物を温めたり、冷やしたりすることが出来ます。熱損失を少なくすることによって、電気消費量や燃料消費量の節約になるとともに、二酸化炭素排出の削減にもつながります。「保温・保冷工事」は、熱損失を防止するための省エネルギー対策として、極めて有効であり、地球温暖化対策に不可欠です。

保温工事

配管

保温工事は、「冷たいものを冷たいまま、熱いものを熱いまま」運搬できるようにする工事。
配管・ダクト・機器などにケイ酸カルシウムやロックウールなどの保温材を取り付けて熱放散を避けたり、表面温度の低下を防ぎます。工場などの場合、ボイラーで作られた蒸気や温水を、配管などを通して必要なところまで通して行きますが、その途中で熱が放出されてしまうため、保温工事で対策を取っています。
基本的には「熱を保つための工事」である保温工事。
一方でやけどを防止する他にも、省エネ効果が期待できたり、水道管の凍結を防ぐ効果もあります。

熱絶縁工事
熱絶縁工事
熱絶縁工事
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熱絶縁工事
熱絶縁工事
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